慢性 下痢の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
もともと胃腸が弱く、何年も軟便(慢性の下痢)の状態で病院に行っても良くならないため、漢方薬で治したいと来店されました。
顔がのぼせやすく汗をかきやすい・疲れやすい・消化不良でお腹が張る・足は冷えるようです。
51歳で閉経を迎えてから体調がさらに悪くなり、立ちくらみ・メニエールがあるそうです。
食欲もない日が多い様です。
頭痛がよく起きて頭重感があるそうです。
59歳 女性
中国医学的に『脾腎両虚』、『上熱下寒』の状態と考えられます。『腎』や『気』の巡りの改善を考えながら、胃腸機能を整えたり消化を助ける漢方薬などをお渡ししました。
すると2週間ほどして軟便や下痢が治まってきたという報告を受けました。疲れもあまり感じなくなって、体調が良くなってきているそうです。頭重感もおさまってきているようです。服用すると体調がいいため、続けていただいております。
中国医学の考え方は、体力が低下しすぎますと体が疲れやすく、慢性の下痢になる方もいらっしゃいます。さらにひどくなりますと、体が冷えやすくなってくる方もいらっしゃる事があります。
この場合は、人間に必要な体力を補って胃腸を整えていく漢方を使っていくことで、結果的に改善される方もいらっしゃいます。頭重感がする方の多くは、水分を摂りすぎている方も多くみられます。
この場合は、のどが乾かないようでしたら無理に水分を取らないほうがいいと思います。水分を摂りすぎることで浮腫みや頭重感、体が重だるくなってくる方もいらっしゃいます。
いろいろ試してうまくいかない方は是非、ご相談くださいね。
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